7位: 海外パックツアーをVIP旅行に変える78の秘訣
評価
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著者にはぜひ改訂新版を期待したい
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タイトルには「海外パックツアーを〜」とありますが、これは個人手配ツアーの旅行者でも十分に役立つ海外旅行術が満載の一冊です。
まず私が一番驚いたのは、ホテルでハウスキーパーへの心づけとして置く枕銭の習慣が日本人旅行者の間にしか存在しないという事実。以前、「海外旅行が変わる ホテルの常識 (地球の歩き方Books)」という本に、「ベルボーイやドアマンよりもハウスキーパーの方が基本給は高く設定されていて、それはベルボーイたちと異なりハウスキーパーはチップを期待できないからだ」と書いてありました。私は、ハウスキーパーのほうが毎朝枕銭をもらえるからベルボーイよりもチップを受け取る確率は高いのではないかと首を傾げながら読んだものですが、本書を読んで疑問が氷解しました。海外でハウスキーパー向けの枕銭などは本来存在しないのです。
その他にも、時差ぼけ解消に朝昼食には肉・魚・卵・豆腐などのたんぱく質を、そして夕食には炭水化物を取ると良いとか、海外でそれなりのレストランに行くときは空いていても事前に予約を入れてから出かけたほうが厚遇すべき客として扱ってもらえる、といった裏技的情報も今後役立ちそうです。
またなんといっても添乗員としての著者の温厚な人柄がにじみ出るエピソードがいくつも綴られていて、大変好感が持てます。海外旅行中は思わぬトラブルや計算違いの事態が待ち受けているものです。そうした緊急時に、あせらず怒らず冷静に、時にユーモアや罪のないウソをまじえて対処していく著者の経験談は、大変面白く、爽快な心持ちで読むことができます。
2004年4月に出版されたものですから、空港でのチェックインなどに関する記述は古くなっているおそれがあります。最近はインターネットでの事前チェックインなどのサービスが始まっていますので。
著者にはぜひ、最新情報を盛り込んだ続編を期待したいところです。
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