3位: メタルギア ソリッド バンドデシネ
評価
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デジタルマンガとしての最高傑作
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まずこれから購入する方に関してはプレイの仕方に際して注意があります。
MGSBDの読み方は『攻殻機動隊』で士郎正宗氏が冒頭で書いているのと同じく、一番最初に読むときはデジタルバンドデシネのみを先に読みストーリーを楽しんだ後
他のモードを楽しむという方法がベストです。
PCで読む講談社のe-mangaやあるいはグッと古くなったもので劇メーションと言った、漫画を電子機器で読ませるという試みは結構前からあります。
あくまで主観ですがそれらは全て失敗していると思っています。
元々紙の上で表現するものをそれ以外の手法で見せて、紙の表現に並ぶかそれ以上になるというのにまず間違いであると思っていました。
しかし、本作では「コマを一コマずつ演出法を変え表示する」「CGであることを利用し動きを付けているがそれに違和感がない」等々、原稿用紙でページをめくって読む漫画とは別の大きな魅力があります。
更にそれに加えて『攻殻機動隊』や『ファイブスター物語』の細かい設定や薀蓄が語られる欄外解説を記憶構築モードとして膨大な量に解説されており、紙媒体漫画の情報量の限界という新しい問題を提起すると同時に解決案を実際に提示しています(制作側にそのような意図があったかは不明だが)。
また、『ポリスノーツ』のように画面の端に登場する小道具等々に関する知識の解説も精神探査モード、記憶構築モードに存在により漫画においてでもそれを可能にしています。
漫画オタクとしては注目こそ薄いですが、一つの革新的な出来事としてこのゲームを“読み”しました。
さてそれを鑑みた上で、感じたゲームとして不十分な部分を箇条書きしたいと思います
・記憶構築モードは脳で記憶が構築されてるのをゲームとしてプレイしてるようで楽しい。が、非常に見辛くシステムも分かりづらい。(私事ですが生まれてはじめて3D酔いを体験しました。)
・FOX MARK集めが単なる宝探し的で面白くない
・「Solid Snake Simulation」等のゲーム全体の設定がMGSシリーズをよく覚えてない人には分かりづらい
・完全な「ゲーム」を期待して買った人が居たとしたら完全な肩透かしを食らう事が予想できる
・(ゲームとしてのではないですが)アメコミと言って一般的に想像される「X-メン」や「スパイダーマン」、マーベルやDCの量産系とは違い、アート系の画風であるため日本の漫画やそちらのアメコミに慣れてる人には上に絵が見辛い
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