10位: ビジネス・ツイッター 世界の企業を変えた140文字の会話メディア
評価
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最近始めた人への応援歌。
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本書では、ツイッター誕生の歴史に始まって、企業によるツイッターのマーケティング・ユースについて70にも及ぶ事例をもって解説されていますが、つまるところ「ツイッターは新しいメディアなのではなく、ツイッターの参加者(イコール「人そのもの」)が新しいメディアである」ということが縷々述べられています。
別の言い方をすれば、『従来の企業コミュニケーションでは、優れた広報担当者や優れたスポークスマンは、個人的感情を抜きに仕事をすることが前提とされたが、ツイッターの世界では、たとえ企業の従業員であってもその個人の人格にこそ意味があり、人格を発露してこそ、その企業への信頼となって返ってくる』というわけ。このことが多数の成功例や失敗例をもって説明されていて、うなずかされることがたくさんある。
なるほどツイッターの出現で、法人と個人との間に、これまでとは違う関係性が始まったといえそうです。
法人はその内部に特定の個人、いわゆる「ソーシャルメディアスター」を据えて、あるいは育てて、顧客や社会との対話に当たらせるべき時代になりました。たとえば金融機関のような規制業種、医療、病院、自治体のような公共性の高いセクターでも、こうした個人間コミュニケーション樹立にいち早くトライした法人が、中長期的にコミュニケーションのシェアを取っていくでしょう。
ツイッターに遅ればせながら参加した自分の行動を勇気づけ、意義づけてくれる大作ででした。
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