9位: IS(インフィニット・ストラトス)〈4〉 (MF文庫J)
評価
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ドキドキの夏休みは終わらない
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「夏休み編」という装いだった前巻の、さらに後日談的オムニバス。ヒロイン視点で綴られる短編形式の「ドキドキ夏休みの後編」と言ったところか。バトルはない。しかし、背後に動きがあるような気配を相応に見せてもいる。
【ウェルカム・イン・ザ・サマー!】
鈴視点のデートお誘い大作戦。鈴から遊びに行こうと言うだけでも、内心では「その後」にまで妄想発展して右往左往する乙女心が炸裂するドキドキ大作戦である。思わぬ展開とハチャメチャなオチも含めて、ツンデレらしい苦労話でもある。
【二匹の子猫のラプソディー】
ラウラの無知と無頓着振りが、シャルロットの暖かみのある視点から微笑ましく可愛らしく描かれた話。しかし、ラウラが見る過去の夢はなかなかヘヴィでギャップのあるものだったりする。
【真夏の夜の夢】
帰省した箒が、自らの過去を顧みながら、束の間の夏祭りを過ごす話。思わぬ来客と「地元ライバル」の出現に一喜一憂するのが、箒らしい可愛らしさに溢れている。妄想に端を発する決起の行方は……?
【恋に騒がす五重奏】
← シャルロット
←←← セシリア
←←←←← 鈴、箒、ラウラ
←←←←←←← 千冬 → 山田真耶
この矢印が何を示すかは読んでのお楽しみ。キーワードは『来ちゃった』。もぅね、ハーレムもここまで極まると笑うしかない。女性陣も妄想し過ぎと苦笑ツッコミしたくなる。しかし、こうもあからさまなのに何故気付かないかなぁ、一夏クン。ただ、まぁ、あれだ。千冬姉に対する一夏の振る舞いこそがある意味最強のライバルという女性陣の認識を改めて示す話だわな、こりゃ。千冬姉の「隠れツンデレ」もまたナイスなスパイスとなって夏休みも終わりを告げ、ちょっと不穏な雰囲気を醸す引きに繋がる。これは、敵?味方?それとも……生徒会?
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