4位: 現代霊性論
評価
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内田さんの「霊」的側面を知る軽めの読み物です
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要約すると
「現代は自己決定がますます強く求められる時代になりつつあるが、その分苦悩も多くなる。この苦悩を生き(死に)抜くための処方箋が宗教である。」
こう、書くと固めの印象になるが、二人の大学教授の会話対の講義禄で読みやすい。
興味深かった点
・浄土真宗は位牌を作らないのが原則(評者の家にはしっかりあるが)
・死者儀礼は信仰(宗教?)成立以前に確立している明治日本の面影 (講談社学術文庫)所収「お大の場合」参照
・「オカルト」への対抗策の一つ。驚かされてはいけない。常に驚いてればオカルトにすがることもない(常に好奇心を持てということか?)
・世界文学になるような作品は「どうしていいかわからないときに、どうすればいいか」を語っている(カント、村上春樹、コナン・ドイル)
・スピコン(スピリチュアルコンベンション)なるものがある。スピリチュアルのコミケみたいなもの
・他者のためにすることは人間の根源的な喜びにつながっている
・作家の条件は自分の「ヴォイス」をみつけることにかかっている
・「予言の自己成就」(軍隊は戦争が起こるように無意識に行動する)
・3年かかって悪くなった心身は3年かかって辛抱づよく直していく
・「運がいい」人は判断がない。行くべき道が自然とみえているのが運のいい人
・敬語は身を身を守るすべ
・宗教思想の王道には毒道がある(宗教思想は鍛えることが大事)
・宗教や霊性にかかわる言辞にも心を開いておく
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