10位: IT Service Management教科書 ITIL V3 ファンデーショ..
評価
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書籍としては品質が低すぎます
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個々の章の構成としては、全体像+単語集となっています。
ITIL Foundation 試験で問われるポイントは、概念や用語なので、その意味ではほとんど単語集的な参考書になっており、試験対策本としての構成はよいかもしれません。ただ、これだけで試験に望むのは危険です。
内容の評価としては、単語に重点を置いている割には、単語の定義が誤っていたり、整合性がなかったり、日本語がおかしかったり、言葉の使い方が雑であると思います。いくつか例を挙げておきます。
● P15 の図を見ると「リソース」の中に「プロセス」が含まれていますが、P49 では「リソース」ではなく、「能力」の中に「プロセス」が含まれています。この2つの「プロセス」は別物なのでしょうか。勝手にカテゴリを変えられては混乱します。
● P47 にある「有用性」の定義では「特定のニーズを満たすために、製品またはITサービスによって提供される機能のこと。」とありますが、「機能のこと」なのでしょうか?おかしいと思いつつ、P53 の問題に進むと「有用性とは、ITサービスの機能が、顧客の期待する目的に適合しているかという特性である。」とあり、これが正解になっています。P47 の定義は何だったのでしょうか。さらに、P17 で「機能」の定義があり、「…専門組織」になっていますが、そうすると結局「有用性」=「専門組織」という解釈になってしまいます。
● P58 と P85 の 2 箇所に「サービス・カタログ」の定義があります。できれば 1 箇所にして欲しいところですが、重複しているだけでなく、定義内容が異なります。P58 では「稼働中の…サービス…」ですが、P85 では「提供中の…サービスや、…準備中の…サービス」となっています。「稼働中」=「提供中」「準備中」も含むということでしょうか。P57 の図を見ると、「検討中、開発中の…サービス」は「サービス・パイプライン」に分類されており、「準備中」と「検討中、開発中」はどう違うのか不明瞭です。
このように内容に矛盾が多く、この書籍で勉強しても正確な知識は身につかないと思われます。
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