2位: ねこ耳少女の相対性理論と超ひも理論
評価
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前作より完成度はずっと高い
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前作では量子論についての説明が、正直、理解し難かった。
もちろん一般の人が量子論を勉強しようとしても、難しいのはわかるが
その概念を感じ取るのがこうした本の目的であると、本書にも書かれているが、どうにも分り難い印象は否めなかったが
今回の作品は、たとえも面白いし、分り易いと思います。
ニュートン力学の完成をもって、物理学は終わった学問だと20世紀の始まりまで考えられていた。
つまりこれ以上の発展はない、今後の発見によって枝葉末節の変化はあっても、それはニュートン力学を超える限りのものではないと考えられていました。
しかし粒子や恒星など、ニュートン力学が想定していなかったミクロやマクロの世界が知られるに従い、ニュートン力学では説明できない事が多くなった。
そのために現代の学者は二つの基本理論を作り上げた。
恒星やブラックホールのようなマクロの世界を説明する相対性理論
粒子や素粒子のようなミクロの世界を説明する量子論。
量子論は前作で説明されていますが、相対性理論は言わずと知れた御大・アインシュタイン一人によって作り出された説です。
しかしこの量子論と相対性理論は、同じ物理学を説明しながら、どうにも仲が悪い
量子論で説明しようとすれば、相対性理論が成り立たず、その逆もある。アインシュタインもそれだけに量子論は生涯認めませんでした。
そこで現在の学者が必死で追い求めているのは、その両者を一体とした統一理論「量子重力論」です
そのもっとも有力な仮説として提唱されているのが、「超ひも理論」です。
本書では相対性理論から超ひも理論の解説が為されています。
もちろんこの本でそれが理解できるわけではありませんが、大枠の概念を何となく感じ取っていただければ幸いだと思います。
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