9位: 竜馬がゆく〈8〉 (文春文庫)
評価
|
大変勉強になりました。
|
どうも日本史、さらに近代史(幕末史)はとんと弱くって大学受験も世界史だったのでこの時代の天下国家など語れませんでしたが、NHK大河ドラマの影響をモロに受けて読み始めました。ようやく最終8巻目に至り、壮大な幕末の全景を知るにあたって、圧倒的なその取材能力に感激を受けた。TVが展開をしていくのか楽しみではあるが、あくまでも坂本竜馬を通して考えた幕末の歴史ということで考えるべきかな。あとがきにもあったように昔から坂本竜馬が注目・評価されていたのではない訳で、英雄好みの日本人の理想にピタリとはまって出来上がっていった人物像なのでしょう。個人的には竜馬よりも勝海舟や中岡慎太郎のほうが凄いんじゃないか?などと思える部分もあるなと読後に感じました。
でも大政奉還や船中八策などを読むと事実だけに感服せざるを得ないですね。いままで竜馬を演じた役者は多くありますが、本を読んだ後では適役が一人もいなかったことに気がついた。それほど特異な人間だったのでしょう、司馬遼太郎の人物表現も素晴らしいですね。間違っても福山雅治や武田鉄也を頭に描かないようにね。誰がいいのかねぇ・・・。
|
| 他のコメントも読む
|
|
|