7位: Explorations
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販売:Riverside Records (Jazz)
Bill Evans Trio
発売日:1991-07-01
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商品説明 ビバップ~ハード・バップ時代のジャズ・ピアノは、右手でメロディを弾き、左手でコードを押さえるバド・パウエルのスタイルが基本形だった。しかし、ビル・エヴァンスは両手を自在に使い、マイルスが夢中になったモード・ジャズをピアノに移植、それまで聴かれなかったような斬新な演奏を行った。 また、パウエル型のトリオでは、ベーシストとドラマーは主役のピアニストをサポートする脇役にすぎなかったが、59年に結成したエヴァンスのトリオ(ベースはスコット・ラファロ、ドラムスはポール・モチアン)は、3者が対等の関係でインタープレイを行った。 エヴァンスのトリオは、何もかもが新しかった。その最初の成果を記録した作品が59年録音の『ポートレイト・イン・ジャズ』。本作は同じコンセプトによる61年の作品で、「ナーディス」「ハウ・ディープ・イズ・ジ・オーシャン」といった人気曲も演奏しており、エヴァンス・トリオのすばらしさを満喫できる名作だ。3人が互いのアイディアを交換しながら進めていく緊密な演奏が、スリリングであり感動的。(市川正二)
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評価
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陽だまりの温かさを感じる「Haunted Heart」
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数年前、自身ジャズに入門するきっかけとして、本頁掲載の名レビューの数々にお世話になった。
ジャズに入ったきっかけの1枚であり、購入の決め手はすばり「知的さを漂わせるジャケット」。
半ば博打のようなセレクトだったが、これが大当たり。本作を皮切りに、ジャズ探求の世界を広げてく
れた忘れられない1枚である。
演奏内容の詳細は他レビュアの方々が素晴らしいものを書いているので省略する。
ビル・エヴァンスの初期の代表作群として有名な「リバーサイド4部作」の中では、比較的知名度の低
い盤であるが、各曲とも「かちっと」した完成度の高さを追求した粒揃いの名演に溢れており、一方で
ジャズ初心者にも入り易い間口の広さを感じさせ、個人的には4部作中一番の愛聴盤である。
収録曲では、風変わりな和声進行が耳に残る「ナーディス」、洒脱さに富んだピアノフレーズで心浮き
立つ「スウィート・アンド・ラブリー」等が特に思い入れが深く、全体的にどこか軽妙さと人懐こさを纏っ
たトーンで統一されている印象があり、よく気候の良くなった春先に本作品を通して流すことが多い。
それら秀逸な曲群の中で1曲選ぶとすれば2曲目の「ホーンテッド・ハート」である。自分が惹かれた「
日差しの差す窓際で佇むエヴァンス」のジャケットのイメージに最も近いのがこの曲だと思う。エヴァン
スの奏でる抒情たっぷりの旋律と音色は、柔らかな日光の温かさと淡い色そのものであり、曲全体に
漂う穏やかさは、聴く側に陽だまりの温かさを感じさせ実に感動的だ。
音で色を感じる共感覚という能力を持つ人がいるらしいが、この曲はそれに近い感覚を与えてくれた。
演奏メンバーは精鋭揃いだが、比較的尖った部分を抑え優しさとユーモアに満ちた空気を持つ名作だ。
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