9位: サン・パトリシオ
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販売:ユニバーサル ミュージック クラシック
チーフタンズ feat.ライ・クーダー
発売日:2010-03-10
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評価
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決して涸れない活力にあふれたアイリッシュ+メキシカンの音楽
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ケルト音楽の大御所ザ・チーフタンズと、ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブなどで知られるライ・クーダーが組んで、1846年から48年にかけての米墨戦争でメキシコに味方してアメリカと戦ったアイルランド系移民たちがいたという歴史をコンセプトに、メキシコのミュージシャンたちと作り上げたアルバム。
ザ・チーフタンズは、半世紀近いキャリアを誇るが、ハープのデレク・ベルがこの世を去り(来日公演に参加していたトリーナ・マーシャルは今作でも録音に参加しているが正式メンバーには含まれていない)、フィドルの一人マーティン・フェイも引退し、リーダーのパディ・モローニも70歳を越えている。だから、現実的にもゲストなしでアルバムを作るのは難しいかもしれないが、彼らはずっと以前から世界中のミュージシャンと共演してきたから、特に違和感はない。むしろ、この年でも世界を飛び回っているのに驚くし、様々なミュージシャンとの共演でこうした活力に満ちたアルバムを作れるのであればこれからも作り続けてほしいと思うくらい素晴らしいアルバムだ。
音楽的には、アイリッシュ+メキシカンということで想像できるとおり、ザ・チーフタンズがスパニッシュ・ケルトに挑んだ傑作『サンティアーゴ』に似ている。実際、『サンティアーゴ』にも参加していたカルロス・ヌニェスやリンダ・ロンシュタットが今回も参加している。『サンティアーゴ』が好きな人ならきっと気に入るだろう。(その他、『サンティアーゴ』には参加していないが、エンヤの姉でクラナドのメンバーとして有名なモイヤ・ブレナンも参加している。)
なお、輸入盤デラックス・エディションのDVDには、パディ・モローニとライ・クーダーの対談やメキシコのミュージシャンたちとの録音風景が収められている。ただし字幕はない。対談は英語で歌詞はスペイン語だったりするのだから、少なくともその二つの言語の字幕ぐらいはあったほうがよいと思うのだが…。
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