7位: 大瀧詠一 Cover Book I-大瀧詠一カバー集Vol.1(1978-200..
評価
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大瀧氏がプロデュースをしているわけではありません
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もともと歌っていた人と違う人がその歌を歌うというのをカバーと言うのなら、この20数年は誰でもカバーできる時代になったのだよなあ、カラオケってそんなもんだよなあと、そんな時代に敢えて「カバー」と名付けて歌うというのはどんな意味があるのか。なんてことを考えながらこのCDを聴いていたら、ライナーノートで湯浅学氏が同じようなことを書いていた。そして氏は「カヴァーとは解読である。私にはこの曲がこう聴こえる、という意思表示である。そこに作者の意図せぬ作品の潜在的使命が浮かび上がることがある。それが解読による解毒を生むこともある」と語っている。昨今巷にあふれるカバー曲がどの程度こうしたことを意識して作られているのかわからないが、少なくともこの「大瀧詠一カバー集Vol.1」がそんじょそこらのカバー曲とは違うと言うのだけは確かだ。しかもオリジナルの大瀧氏が「監修」として参加しているのだから、話はややこしい。
それでも作品によっては「解読」がされたのかどうか、歌っている歌手がそれをどれほど意識的に歌ったのか怪しそうな曲もいくつかあった。
そんな中で個人的には小林旭の「アキラのさらばシベリア鉄道」、植木等の「FUN×4」あたりはしっかりカバーとして成り立っているように思えるし、ピチカート・ファイヴの「指きり」やWilmaの「VELVET MOTEL」なども面白い。
総じてアイドルやかなりメジャーな人たちが歌ったものは「解読」が足りないようにも聴こえてしまった。
まあ、企画モノと思えばそれなりに楽しめるかなあ。
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